Q.
長めの文章全体の趣旨をつかむ手順として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。長い文章の趣旨をつかむには、まず各段落の中心文(要点)を拾い、それらをつないで全体の主張を組み立てるのが効果的です。部分の要点を積み上げることで、文章全体が何を言いたいのかが見えてきます。木を見て森も見る、という読み方です。
ポイント
核心は「段落ごとの要点を集めて全体の主張を組み立てる」という手順です。一文だけ(B)や一段落だけ(C)に頼ると全体を取り逃し、自分の意見に合う部分だけ拾う(D)と趣旨がゆがみます。部分と全体を行き来する読みが大切です。
ワンポイントアドバイス
長い文章を読むときは、段落ごとに「ここの要点はこれ」と一言メモしてみましょう。最後にメモをつないで読み返すと、文章全体の主張が自然と浮かび上がります。要点メモは、要約づくりや内容の説明にもそのまま役立ちます。
解説詳細
部分の要点から全体の主張へ
長めの文章は、複数の段落がそれぞれ役割を持って積み重なって全体の主張を作っています。各段落の中心文(要点)を拾い、それらを順につないでいくと、文章全体が何を言おうとしているかが見えてきます。部分の要点を積み上げて全体の趣旨を組み立てるこの手順に合うのはAです。
ほかの選択肢が誤りである理由
Bの「最も難しい一文だけ」は、その一文が趣旨とは限らず、難しさと重要さは別です。Cの「一番長い段落だけ」も、長さと重要さは無関係で、ほかの段落を読まなければ全体像をつかめません。Dの「自分の意見に合う部分だけ」は、筆者の主張ではなく自分の考えを読み取ることになり、趣旨をゆがめます。よって正解はAです。