Q.
文章中で「この問題」「そのこと」などの指示語(こそあど言葉)が出てきたとき、内容を正しく読み取るためにすべきこととして最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。「この」「その」などの指示語は、文章のすでに述べた部分を指していることが多く、指す内容を前から探して確かめるのが基本です。指示語に何を当てはめるかで文の意味が変わるため、確認が欠かせません。指示語は読み手に前を振り返らせるサインです。
ポイント
核心は「指示語は前出の内容を指すので、さかのぼって特定する」点です。飛ばす(B)や勝手に意味を作る(C)と読み違いになり、「必ず最後」(D)も成り立ちません。指示語を見たら立ち止まって中身を確かめる姿勢が大切です。
ワンポイントアドバイス
「この」「それ」が出てきたら、いったん読みを止めて「これは何を指しているか」を前の文から探してみましょう。指す中身を当てはめて読み直すと、文の意味がはっきりします。指示語の確認を習慣にすると、長い文章でも筋を見失いにくくなります。
解説詳細
指示語は前の内容を指す
「この問題」「そのこと」などの指示語は、それより前に述べられた語句や内容を、くり返しを避けて指し示す働きを持ちます。そのため、指示語の意味を正しく取るには、前の部分にさかのぼって「何を指しているか」を確かめるのが基本です。この読み方に合うのはAです。
ほかの選択肢が誤りである理由
Bの「飛ばして意味を考えない」は、指示語の指す内容で文意が決まることを無視しており、読み違いの原因になります。Cの「都度新しい意味を作る」は、文章に書かれた内容ではなく自分の解釈を持ち込む読み方で、正確な読解になりません。Dの「必ず最後に書かれている」は誤りで、指す内容はふつう指示語より前にあります。よって正解はAです。