Q.
「この製品は確かに価格が高い。だが、長く使える耐久性と手厚い保証を考えれば、結局はお得だといえる。」この文章で筆者が最も伝えたい主張はどれか。
解説まとめ
正解は C です。この文章は「確かに価格が高い」と一度認めたうえで、「だが」で転換し、「耐久性と保証を考えれば結局お得だ」と結論づけています。逆接の後ろにある「お得だ」が筆者の本当の主張です。譲歩してから本題を述べる典型的な流れです。
ポイント
核心は「確かに〜。だが〜。」という譲歩・逆接の構造で、主張は逆接の後ろにある点です。前半の「価格が高い」だけを取り出した断定(A)は主張ではありません。逆接の前後で、どちらが本題かを見分けることが大切です。
ワンポイントアドバイス
「確かに〜。しかし〜。」という形を見たら、後半に筆者の主張があると考えましょう。前半はいったん相手の言い分や弱点を認める譲歩で、本題はその後です。譲歩と主張を区別できると、書き手の立場を取り違えなくなります。
解説詳細
譲歩のあとの逆接に主張がある
この文章は「確かに価格が高い」と弱点をいったん認める譲歩から始まります。続く「だが」という逆接で流れを転換し、「耐久性と保証を考えれば結局はお得だ」と結論を述べています。譲歩→逆接→主張という構造では、主張は逆接の後ろに置かれるため、「お得だ」とまとめたCが筆者の主張です。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの「買うべきではない」は、譲歩部分の「価格が高い」だけを取り出したもので、逆接後の主張を無視しています。Bの「価格と耐久性は無関係」は、両者を関連づけて結論を出している原文と矛盾します。Dの「耐久性は気にしなくてよい」は、原文が耐久性を理由に挙げているのと食い違います。よって正解はCです。