Q.
解決策セクションで「導入後の状態(あるべき姿)」を描くことの主な狙いとして、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はAです。導入後のあるべき姿(To-Be)を描くのは、解決策によって課題が解けた後の状態を相手に具体的に思い描いてもらうためです。良くなった姿が見えると、相手は提案の価値を実感し、前向きに判断できます。ページ稼ぎや技術の誇示、金額のつり上げが狙いではありません。
ポイント
あるべき姿は「課題提起の理想」と対応します。課題提起で示した理想が、解決策によって実現される姿として描かれていると、提案が一本の線でつながります。Before(課題)とAfter(あるべき姿)をセットで見せましょう。
ワンポイントアドバイス
解決策の最後に「導入後はこうなります」という一文を添えてみましょう。「対応漏れがゼロになり、担当者は本来の業務に集中できます」のように、相手の日常がどう変わるかを具体的に描くと、提案の魅力が伝わります。
解説詳細
あるべき姿を描く狙い
人は、良くなった状態を具体的にイメージできると、それを手に入れたいという動機が高まります。解決策で導入後のあるべき姿を描くのは、この心理を活かして提案の価値を実感してもらうためです。課題提起の「理想」と解決策の「あるべき姿」が一致していると、提案全体に一貫性が生まれます。
なぜ他の選択肢が誤りか
Bのページ数を増やす狙いは、相手の判断とは無関係な体裁の話です。Cの技術力の誇示は、提案者のアピールであって相手の利益を描くものではありません。Dの金額を高く見せる根拠づくりは、見積を不当に見せる行為で、信頼を損ないます。いずれも相手に解決後の姿をイメージさせるという本来の狙いから外れています。