Q.
複数のやり方が考えられる中で特定の解決策を提案するとき、説得力を高めるために添えると良い内容として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。複数のやり方がある中でその案を勧めるなら、代替案と比較してなぜそれを選ぶのか(選定理由)を示すと、相手は納得しやすくなります。検討の過程が見えると、提案が一方的でなく合理的に映ります。手順の省略や金額の強調、他社の悪口は、説得力を高める方法ではありません。
ポイント
選定理由は「なぜ他ではなくこれか」を語る部分です。相手は、提案者が他の選択肢も検討したうえで最善を選んだと分かると信頼します。比較と理由づけはセットで示しましょう。
ワンポイントアドバイス
提案する案のほかに、考えられる代替案を1〜2個挙げ、メリット・デメリットを簡潔に並べてみましょう。そのうえで「以上から本案を推奨します」とまとめると、相手は検討の手間が省け、納得して選べます。
解説詳細
選定理由が信頼を生む
解決策が複数あり得るとき、いきなり一つを断定すると「なぜそれなのか」という疑問が残ります。代替案と比較し、評価軸に沿って選定理由を示すと、提案が客観的な検討の結果として受け取られます。相手は自分で比較する手間が省け、提案者の判断を信頼できます。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの手順を省略して短くするのは、むしろ実現性の不安を残し、説得力を下げます。Bの金額だけを目立たせるのは、価値ではなく価格に注意を向けてしまい逆効果です。Cの他社の悪口は、提案者自身の品位を疑わせ、信頼を損ないます。いずれも代替案との比較と選定理由という、説得力を高める方法とは異なります。