Q.
提案書の「課題提起」セクションの主な目的として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はCです。課題提起は、相手がいま抱えている問題を言葉にして示し、「これは解決すべきだ」という認識を相手と共有するためのセクションです。ここで相手が「確かにその通りだ」と思えると、後に続く解決策が自分ごととして読まれます。会社概要や費用、契約条件は別のセクションが担います。
ポイント
課題提起のゴールは、相手に「自分の問題だ」と認識してもらうことです。情報提供そのものではなく、解決の必要性への合意を取りつける場だと捉えましょう。ここを飛ばすと、解決策がいくら良くても「うちには関係ない」と受け取られてしまいます。
ワンポイントアドバイス
課題提起を書いたら、相手の立場で読み返し「これは自分の問題だ」と感じられるかを確かめてみましょう。主語が自社ではなく相手になっているか、相手が普段感じている困りごとに触れているかを点検すると効果的です。
解説詳細
課題提起が担う役割
課題提起は、提案全体の出発点です。相手の現状を整理し、「このままだとどんな不都合があるか」「あるべき姿との差は何か」を示して、解決の必要性に合意してもらいます。ここで共感が得られると、相手は続く解決策を「自分の問題を解く案」として前向きに読むようになります。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの会社概要や実績は、信頼づくりには役立ちますが課題提起の主目的ではなく、しばしば別の補足セクションに置かれます。Bの費用の内訳は見積セクションの役割です。Dの契約条件や支払い方法は、提案が合意に近づいた段階の取り決めであり、課題提起で扱う内容ではありません。いずれも課題への合意形成という本来の目的とは別の役割です。