Q.
提案書でいう「課題」の説明として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はAです。課題とは、今どうなっているか(現状)と、本来どうあってほしいか(理想・あるべき姿)との間の差(ギャップ)のことです。このギャップを埋めることが、提案の存在理由になります。得意サービスの一覧や過去費用、競合比較表は、課題そのものではありません。
ポイント
課題は「困りごと」を漠然と並べることではなく、現状と理想の差として捉えると明確になります。「今こうだが、本当はこうありたい」という形に言い換えられるかが、課題が正しく定義できているかの目安です。
ワンポイントアドバイス
課題を書くときは「現状は〇〇、しかし理想は△△」という型に当てはめてみましょう。差がはっきり言葉になっていれば、そのギャップを埋める解決策も自然と導けます。理想像が書けない場合は、相手にヒアリングして理想を一緒に言語化すると効果的です。
解説詳細
課題=ギャップという考え方
課題を「現状と理想のギャップ」として定義すると、何を解決すべきかが具体的になります。たとえば「問い合わせ対応に時間がかかっている(現状)が、即日返信できる体制にしたい(理想)」のように書けば、埋めるべき差がはっきりします。このギャップが大きいほど、解決の価値も大きくなります。
なぜ他の選択肢が誤りか
Bの得意サービスの一覧は、提案者側の都合であり相手の課題ではありません。Cの過去費用の合計は数字の事実にすぎず、現状と理想の差を表していません。Dの競合比較表は解決策の検討材料にはなりますが、それ自体は相手が抱える課題の定義ではありません。課題はあくまで相手の現状と理想の差として捉えます。