目標設定の考え方に「SMART」があります。SMARTの観点に最も沿った目標の立て方はどれか。
解説まとめ
正解は D です。SMARTは、Specific(具体的)・Measurable(測定可能)・Achievable(達成可能)・Relevant(関連性がある)・Time-bound(期限がある)という観点で目標を立てる考え方です。「今四半期末までに新規契約を10件」は、数値で測れて期限も明確なため、SMARTの要件を満たします。意気込みや曖昧な表現の目標は、達成できたかどうかを後で判断できません。
ポイント
核心は、SMARTな目標とは「測定可能」かつ「期限つき」で、後から達成の可否を判定できる目標だという点です。つまずきやすいのは、熱意のこもった言葉(とにかく、がんばる、一番に)を良い目標だと感じてしまうことです。しかし計画段階では、評価できる形に落とし込めているかが問われます。数値と期限が入っているかを確認するのが見分け方です。
ワンポイントアドバイス
目標を書いたら「これは何で測れるか」「いつまでか」の2点を自分に問い直してみましょう。どちらかが欠けていたら、SMARTの観点でまだ穴があります。「○○を、いつまでに、いくつ(どの水準まで)」という型に当てはめて書き直すと、実行も評価もしやすい目標になります。
解説詳細
SMARTは測定可能・期限ありが要点
正解はDです。SMARTは、目標が良い目標になっているかを確認する観点の頭文字で、Specific(具体的)・Measurable(測定可能)・Achievable(達成可能)・Relevant(関連性)・Time-bound(期限)を指します。「今四半期末までに新規契約を10件獲得する」は、件数という測定可能な指標と、四半期末という期限を備えており、達成の可否を客観的に判定できます。これが計画段階で立てるべき目標の形です。
他の選択肢が誤りである理由
Aの「とにかく売上を伸ばす」は、どこまで伸ばせば達成かが不明で、測定可能でも期限つきでもありません。Bの「できる範囲でがんばる」は、解釈次第でどうとでも取れる曖昧な目標で、達成度を測れません。Cの「業界で一番になる」は壮大ですが期限がなく、いつまでに達成するのかが定まらないためSMARTの観点を満たしません。測定可能で期限のあるDが最もSMARTに沿っています。