PDCAを正しく回すうえで、「成果をどう評価するか(評価基準)」を決めておくべき段階として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は B です。評価基準(何をもって成功・失敗と判断するか)は、Plan(計画)段階で実行に入る前に決めておくのが原則です。基準を先に決めておけば、Check(評価)の段階で計画値と実績値を客観的に比べられます。結果が出てから基準を決めると、都合の良い解釈になりやすく、公正な評価ができません。目標と評価基準はセットで計画段階に置く、と覚えておきましょう。
ポイント
この問題の核心は、評価のものさしを「いつ」決めるかという点です。つまずきやすいのは、評価はCheck段階の話だから基準もCheckで決めればよい、と考えてしまうことです。実際には、基準を後出しにすると評価が恣意的になります。計画段階で目標と一緒に評価基準を確定させておくことが、客観的なCheckの前提になります。
ワンポイントアドバイス
計画書を書くときに「達成できたかどうかは、何を見れば判断できるか」という一行を必ず加えてみましょう。この一行が評価基準になります。数値で測れるものは数値で、難しいものは「どんな状態になっていれば達成か」を言葉で定義しておくと、後の評価でぶれません。
解説詳細
評価基準は計画段階で先に決める
正解はBです。PDCAでは、Plan(計画)段階で目標を立てると同時に、その達成度をどう測るかという評価基準も決めておきます。基準を実行前に確定させておくことで、Check(評価)段階では計画時の基準と実績を突き合わせるだけでよく、客観的で公正な評価ができます。これは「測れない目標は管理できない」という考え方とも整合します。
他の選択肢が誤りである理由
Aの「Do段階で作業しながら決める」は、実行と並行して基準を作ると一貫性を欠き、途中で基準が変わってしまう恐れがあるため適切ではありません。Cの「Check段階で結果が出てから決める」は、結果に合わせて基準を後付けすることになり、都合の良い評価を生むため誤りです。Dの「Act段階ですべて終わってから決める」に至っては、評価そのものが終わった後であり、基準を決める意味がありません。評価基準は計画段階で先に決めるのが原則です。