Q.
会議で複数の案を比較して論点を整理するとき、公平に検討するための方法として適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。複数の案を公平に比較するには、費用・効果・実現性といった同じ評価軸を各案にあてはめて比べます。同じものさしで測ると、案ごとの優劣が見えやすくなり、納得感のある選択ができます。説明の手厚さや発言の声の大きさで決めると、案の中身ではなく勢いで結論が偏ってしまいます。だから評価軸をそろえます。
ポイント
核心は「複数案は共通の評価軸でそろえて比べる」ことです。同じ軸で測るからこそ、案ごとの強み・弱みが公平に見えます。推す案だけ厚く説明したり、最初の案や声の大きさで決めたりするのは、比較ではなく恣意的な選択になってしまいます。
ワンポイントアドバイス
案が複数出たら、表を作って「費用」「効果」「実現性」など共通の列を立て、各案を同じ項目で埋めてみましょう。空欄や差がひと目で分かり、議論が客観的になります。「どの軸で比べるか」を先に全員で合意しておくと、後から評価がぶれにくくなります。
解説詳細
共通の評価軸が公平な比較を生む
案ごとに見る視点が違うと、長所だけを語られた案が良く見え、判断が偏ります。あらかじめ費用・効果・実現性といった共通の軸を決め、各案を同じ項目で評価すれば、強みと弱みが横並びで比較できます。これにより、好みや勢いではなく中身に基づいて案を選べます。評価軸の統一が、公平な検討の鍵です。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの推す案だけ詳しく説明する方法は、情報量に差をつけて結論を誘導するもので、公平な比較ではありません。Bの最初に出た案を自動採用するのは、他案を検討する機会を奪います。Cの声の大きい人の案を優先するのは、中身ではなく態度で決めることになり、偏った結論を招きます。いずれも案を公平に比べる方法にはなりません。