設定したKPIが適切かどうかを確かめるときの考え方として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はAです。KPIが適切かどうかは、「このKPIが達成されれば、本当に最終ゴールのKGIに近づくのか」をゴールから逆算して確認します。ここでつながりを確かめておくと、追ってもゴールに結びつかない的外れな指標を避けられます。見栄えや集計の楽さ、他社の利用状況だけで選ぶと、ゴールと無関係なKPIを抱えてしまいます。
ポイント
KPIの良し悪しは「KGIへの結びつき」で判断する、という点が核心です。どんなに測りやすく見栄えのよい数字でも、ゴールに近づかなければ追う意味がありません。指標を採用する前に、ゴールとの因果関係を一度言葉にして確かめることが大切です。
ワンポイントアドバイス
新しいKPIを採用する前に、「この数字が良くなると、KGIはこう近づく」と一文で説明してみましょう。うまく言えないなら、そのKPIはゴールとつながっていない可能性があります。つながりを言葉にする習慣が、的外れな指標を抱え込む失敗を防いでくれます。
解説詳細
KPIの適切さは逆算で確かめる
設定したKPIが適切かどうかを確かめる基本の考え方は、「このKPIが達成されれば、本当に最終ゴールのKGIに近づくのか」を、ゴールから逆算して確認することです。KPIはKGIに結びつくために置く中間指標なので、そのつながりが弱ければ、いくら数字を追ってもゴールには近づきません。逆算して「このKPIが良くなれば、KGIはこう前進する」と説明できれば、そのKPIは妥当だと判断できます。この確認を採用前にはさむことで、的外れなKPIを抱え込むのを防げます。だから選択肢Aが正解です。
なぜ他の選択肢が誤りなのか
選択肢Bの「見栄えのよい数字か」は誤りで、見た目の良さはゴールへの貢献とは無関係です。選択肢Cの「集計が楽かだけで決め、ゴールとの関係は問わない」も誤りで、測りやすくてもKGIにつながらない指標は意味がありません。選択肢Dの「他社が使っているかだけ」も誤りで、他社の事情と自社のゴールは別であり、自社のKGIに結びつくかどうかで判断すべきです。KPIは、あくまで自社のKGIへの結びつきで採否を決める、という点が肝心です。