Q.
改善の出発点となる「現状把握」の進め方として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。現状把握は、思い込みや印象ではなく、観察・記録・数値といった事実やデータで現状をつかむことから始めます。事実に基づくほど、課題の特定や効果の検証が正確になります。「たぶんこうだろう」で進めると、ずれた前提のまま改善を始めてしまいます。
ポイント
「事実で現状をつかむ」ことが核心です。改善は現状という出発点が正確でないと、その後の課題設定も効果測定もぶれてしまいます。印象や声の大きさに流されやすい点が、つまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
改善に着手する前に、関係する作業の回数・時間・件数などを一週間だけでも記録してみましょう。数えられるものを実際に数えてみると、思い込みと実態のずれに気づけて、提案の説得力が増します。
解説詳細
なぜDが正解か
現状把握では、誰が見ても確認できる事実・データ(観察結果、記録、数値)を集めることが重要です。事実に基づけば、課題の大きさや改善後の効果を客観的に示せます。提案を聞く相手も納得しやすくなります。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「印象や勘の多数決」、Bの「声の大きい人の意見」、Cの「過去の成功体験からの推測」は、いずれも事実ではなく主観や記憶に頼る進め方です。これらは現状を取り違えるおそれが大きく、改善の出発点としては不適切です。事実で裏づける姿勢が現状把握の基本です。