Q.
課題を見つけるために最初に行う「あるべき姿の設定」の説明として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。あるべき姿とは、目標・基準・ありたい状態のことです。これを先に定めることで、現状との差=課題がはっきり見えます。あるべき姿があいまいだと、何を改善すべきかも定まりません。まず目指す状態を言葉にすることが大切です。
ポイント
「あるべき姿を先に置く」ことが核心です。課題は差として現れるため、差を測る基準(あるべき姿)がなければ課題は見えてきません。基準を高くしすぎても低くしすぎても課題がゆがむ点に注意します。
ワンポイントアドバイス
改善したい業務について、「理想的には、どの状態になっていればよいか」を一文で書いてみましょう。目指す状態を具体的に言葉にしておくと、現状との差が測れて、取り組むべきことが浮かび上がってきます。
解説詳細
なぜBが正解か
課題は「あるべき姿」と「現状」の差として定義されます。したがって、まず目標や基準(ありたい状態)を定めることが、課題発見の起点になります。あるべき姿が具体的であるほど、差も具体的に測れ、取り組むべき課題が明確になります。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「低い基準で現状と同じにする」は、差が生まれず課題が見えなくなるため不適切です。Cの「現状をあるべき姿とする」は、改善の余地を自ら消してしまいます。Dの「設定しないまま進める」は、差を測る基準を欠くため、何を改善するかが定まりません。いずれも課題発見の妨げになります。