マネジメント
フィードバック問題集
Q.
「観察可能な行動」として記述できているものはどれか。
解説まとめ
正解はCです。観察可能な行動とは、第三者が見聞きして確認できる具体的な振る舞いを指します。「三度、発言をさえぎって話し始めた」は回数と動作が明確で、その場にいた人が共有できます。他は内面の評価であり、観察できません。
ポイント
この設問が問うのは「行動レベルまで具体化できているか」です。原理は、観察可能な行動は動詞と回数で書けるのに対し、「責任感」「意識」「意欲」は心の中の状態で外から見えない、という違いです。心の状態を断定しているものは観察ではありません。
ワンポイントアドバイス
フィードバックの文を「誰が・いつ・何をしたか」の形に直せるか試してみましょう。直せない文は、相手の心の中を勝手に推測している可能性が高いです。動作で書き直すと、相手も「その行動なら直せる」と前向きになれます。
解説詳細
なぜCが正解か
「会議中に三度、他のメンバーの発言をさえぎって話し始めた」は、回数(三度)と具体的な動作(発言をさえぎって話し始めた)で構成されており、その場にいた誰もが確認できます。相手も「確かにそうした」と振り返れるため、改善の対象がはっきりします。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「責任感が足りない」、Bの「当事者意識を持つべき」、Dの「貢献意欲が低い」は、いずれも相手の内面の状態を断定する表現です。これらは外から観察できないため、相手は「そんなことはない」と感じれば反論でき、議論が水掛け論になります。具体的な行動に落ちていない点が共通の誤りです。