マネジメント
フィードバック問題集
Q.
次のうち「事実」にあたる記述はどれか。
解説まとめ
正解はBです。事実とは、誰が見ても同じように確認できる出来事のことです。「正午の期限を3時間過ぎて届いた」は時間と結果が明確で、観察した人以外でも確認できます。残りはいずれも観察者の解釈や評価が入った表現です。
ポイント
この設問の核心は「事実と解釈を見分けられるか」です。原理は、事実は時刻・回数・具体的な出来事で表せるのに対し、解釈は「やる気」「雑」「協調性」のような評価語を含む、という点にあります。評価語が入った瞬間に解釈だと気づくのがコツです。
ワンポイントアドバイス
自分の言いたいことに「やる気」「雑」「ちゃんと」などの評価語が混ざっていないか確かめてみましょう。混ざっていたら、その評価をもたらした具体的な行動に言い換えると事実に近づきます。事実で話すほど、相手は身構えずに聞けます。
解説詳細
なぜBが正解か
「提出期限の正午を3時間過ぎて資料が届いた」は、時刻という基準と、届いたタイミングという結果で構成されており、観察した本人でなくても記録から確認できます。価値判断を含まないため、相手も「確かにそうだった」と認めやすく、事実として成立します。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「やる気が感じられない」は、相手の内面についての推測であり観察できません。Cの「いつも仕事が雑だ」は「いつも」という一般化と「雑」という評価語が含まれ、特定の出来事を指していません。Dの「協調性に欠けている」も性格特性への評価であって、どの行動を指すのかが不明です。いずれも解釈であり、事実ではありません。