Q.
選択肢を洗い出す段階で、まず守るべき原則として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。選択肢を出す段階では、比較できるように実行可能な案を複数並べることが第一原則です。案が1つだけだと、判断は「やる/やらない」の二択に縮み、本当に他に良い手があったかを検討できません。複数の実行案を横に並べて初めて、評価軸で優劣をつける意味が生まれます。
ポイント
この問題が問うのは「単一案の罠」を避ける視点です。案が1つしかない状態は、選んでいるように見えて実は選んでいません。複数の実行案を用意することが、その後の比較・選択を成り立たせる前提になります。
ワンポイントアドバイス
提案を出すときは、本命の1案だけでなく「もう2案」を必ず添える習慣をつけてみましょう。対案があると、本命の良さも弱点も相対的に見えてきます。1案しか浮かばないときは、あえて正反対の案を1つ作ってみると、隠れた前提に気づけます。
解説詳細
なぜBが正解か
意思決定は複数の選択肢を比べて選ぶ行為なので、その前提として比較対象を複数そろえる必要があります。実行できる案を複数並べることで、それぞれの長所短所を相対的に評価でき、より目的に合う案を選べます。Bはこの「複数の実行案を並べる」という出発点を正しく述べています。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「最初の案に決めてそれ以外を考えない」は、比較を放棄しており選択になっていません。Cの「上司が好みそうな案だけ」は、選択肢の幅を最初から人の好みで狭めてしまい、目的に合う案を取りこぼします。Dの「1案だけ出してやる/やらないで判断する」は、二択に縮めてしまい、第三の案を検討する余地を消します。いずれも複数案を並べるという原則に反します。