Q.
「AプランかBプランか」と最初から二択で考えてしまうことの問題点を指す概念はどれか。
解説まとめ
正解はCです。問いの立て方(フレーム)が選択肢を不必要に狭めてしまうことを「フレーミングの罠」と呼びます。「AかBか」と最初から二択で枠を固定すると、AとBを組み合わせた案や、まったく別の第三の案を見落とします。問いの枠そのものを疑い、「他の選び方はないか」と広げ直すことが、この罠を避ける方法です。
ポイント
この問題の核心は、選択肢の幅は「問いの立て方」で決まるという点です。同じ状況でも、問いを「AかBか」とするか「目的を達成する方法は何か」とするかで、見える選択肢の数が変わります。枠を疑わないと、狭い土俵の中だけで最善を探してしまいます。
ワンポイントアドバイス
二択で迫られたら、「この2つ以外に道はないか」と一度立ち止まってみましょう。AとBの折衷案や、前提を変えれば現れる第三の案がないかを探すと、より良い選択肢に出会えることがあります。問いを「どちらを選ぶか」から「目的を満たす方法は何か」に置き換えてみてください。
解説詳細
なぜCが正解か
フレーミングとは、問題をどう枠づけて問うかという捉え方のことです。「AかBか」という二択のフレームは、その2案以外を視野の外に追いやり、検討対象を不当に狭めます。これがフレーミングの罠で、問いの枠を広げ直すことで第三の案や折衷案を取り戻せます。Cはこの現象を正確に指しています。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの機会費用は、ある案を選んで諦めた次善案の価値のことで、選択肢の枠が狭まる現象とは別の概念です。Bのサンクコストは、すでに支払い済みで取り戻せない費用を指し、問いの立て方の問題ではありません。Dの多数決は、複数人で決める手段の1つで、選択肢を狭める認知の罠とは無関係です。いずれもフレーミングの罠とは別の用語です。