Q.
「贈収賄の禁止」が求める内容として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。贈収賄の禁止とは、職務に関して有利な取り計らいを得る見返りに金品を授受しないことを求めるものです。賄賂は判断の公正さをゆがめるため禁止されます。社内表彰の賞品や請求書の発行、給与の支払いは正当な取引・労働の対価であり、賄賂ではありません。「職務の見返りとしての不正な金品授受」が核です。
ポイント
この問題の核心は、正当な対価と賄賂を区別できるかです。給与や請求は労働や取引に対する正当な対価ですが、賄賂は「職務上の判断を有利にしてもらう見返り」という不正な目的を持ちます。目的が公正な判断をゆがめる点に、賄賂の本質があります。
ワンポイントアドバイス
金品の受け渡しに迷ったら、「これは正当な対価か、それとも有利な扱いの見返りか」を考えてみましょう。とくに発注権限を持つ立場では、相手の好意も見返りと受け取られかねません。少しでも見返りの色があるなら受け取らない、という線引きが安全です。
解説詳細
贈収賄の本質
正解はAです。贈収賄の禁止は、職務に関して有利な取り計らいをしてもらう見返りに金品を渡したり受け取ったりする行為を禁じます。賄賂は判断の公正さをゆがめ、公正な競争や行政を損なうため厳しく規制されます。
他の選択肢が誤りである理由
Cの社内表彰の賞品は成果に対する正当な評価であり、見返りの性質を持ちません。Bの請求書発行は通常の取引手続きです。Dの給与支払いは労働の対価であり、いずれも不正な見返りではないため賄賂には当たりません。