Q.
「利益相反」の状況として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は B です。利益相反とは、個人の利益と会社(職務)の利益が衝突する状況を指します。自分が経営する会社と勤務先の取引を、自分が決める立場にあるのはその典型例です。通常の営業活動や協力、指示に基づく作業は利益相反ではありません。「個人の得と会社の得がぶつかる状況」という核を押さえましょう。
ポイント
利益相反は「不正をしたかどうか」ではなく「衝突する立場にあること自体」が問題になる、という点が核心です。実際に損害が出ていなくても、判断がゆがむおそれがあるため、回避や事前の開示が原則とされます。通常の業務協力と取り違えないことが大切です。
ワンポイントアドバイス
取引先や発注先に身内・知人が関わるときは、関係性を上司に正直に申告しましょう。自分では公平に判断しているつもりでも、第三者から見れば疑念を招きます。事前に開示し、必要なら担当を外れることが、自分自身を守ることにもつながります。
解説詳細
利益相反とは何か
正解はBです。利益相反は、個人の利益と職務上負う会社の利益とが衝突する状況です。自分が経営する会社と勤務先の取引を自分が決められる立場は、自分に有利な判断をしてしまうおそれがあるため、典型的な利益相反に当たります。
他の選択肢が誤りである理由
Aの「会社の利益のための営業」は会社と個人の利益が一致しており衝突がありません。Cの「同僚との協力による効率化」やDの「指示どおりの資料作成」も、個人の私的利益が職務と衝突する場面ではないため、利益相反には当たりません。