Q.
文章を簡潔にするための原則「一文一義」の説明として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。一文一義とは、一つの文で一つのことだけを述べる原則です。複数の事柄を一文に詰め込むと、主語と述語の対応が崩れたり、読み手が要旨を追えなくなったりします。文を区切って一つずつ言い切ることで、短く分かりやすい文章になります。
ポイント
一文一義の核心は「文の単位を一論点に絞る」点にあります。長く詰め込む(B)と読みにくくなり、これは一文一義の逆です。文字数をそろえる(C)や、段落を一文に限る(D)こととは別の話です。「この文は一つのことだけ言っているか」を判断軸にしましょう。
ワンポイントアドバイス
書いた文に「、そして」「、また」「ので、」が何度も出てきたら、文が長くなっているサインです。接続部分で文を区切り、一文ずつ言い切ってみましょう。一文が短くなるだけで、読み手は内容を取り違えにくくなります。
解説詳細
一文一義は一文を一論点に絞る
一文一義とは、一つの文に一つの事柄だけを盛り込む原則です。一文に複数の内容を詰め込むと、主語と述語が遠くなってねじれたり、どこが要点か分からなくなったりします。事柄ごとに文を区切れば、各文の主述がはっきりし、読み手は一文ずつ確実に理解できます。これが簡潔さの土台になります。
ほかの選択肢が誤りである理由
Bは情報を詰め込んで一文を長くする方向で、一文一義とは正反対です。Cの「文字数をそろえる」は見た目の問題で、内容の絞り込みとは無関係です。Dの「段落を一文だけにする」は段落構成の話であり、一文一義(一文の中身を一つに絞ること)とは異なる概念です。よって正解はAです。