経営
バリューチェーン問題集
Q.
バリューチェーン分析を競争優位の検討に使う際の活用方法として最も適切なものはどれか。
ポイント
バリューチェーンは、「どの活動が優位の源泉か」を活動レベルで特定する道具です。一律のコスト削減でも、主活動だけを見る分析でもありません。強みと弱みを活動ごとに切り分けて捉える、という使い方を押さえておきましょう。
ワンポイントアドバイス
自社の活動を一つずつ、「競合より安くできるか」「競合にない価値か」という2つの問いで評価してみましょう。一つひとつ採点していくと、磨くべき活動と撤退を考えるべき活動が見えてきます。まずは主活動・支援活動を順に並べ、この2軸で点数をつけてみてください。
解説詳細
正解はAです。バリューチェーンは、各活動のコストと差別化への寄与を分解し、競争優位(コストリーダーシップや差別化)の源泉が具体的にどの活動にあるかを特定するために使います。Bの株価目標の設定は、活動を分解するという目的から外れています。Cの一律削減は、活動ごとに見ていく分析の放棄であり、強みまで削ってしまいます。Dの「支援活動を除外する」も誤りで、支援活動も優位の源泉になりえます。活動レベルで強み・弱みを見極める道具として使う、という点が核心です。