経営
バリューチェーン問題集
Q.
「原材料サプライヤーを比較・選定し、購買契約の条件を交渉して取り決める」業務はどの活動に分類されるか。
ポイント
「買うかどうか・条件を決める」のは調達活動(支援)、「届いた物を扱う」のは購買物流(主)です。最も間違えやすい仕分けなので、意思決定と物の扱いをはっきり分けて押さえておきましょう。名前の近さに惑わされず、役割で判別するのがコツです。
ワンポイントアドバイス
購買関連の業務を棚卸しするときは、「意思決定・契約(調達)」と「物の受入・保管(購買物流)」を分けて記録してみましょう。2つを切り分けて整理すると、責任とコストの所在がはっきりします。まずは購買の仕事を、決める仕事と扱う仕事の2列に並べ直してみてください。
解説詳細
正解はDです。サプライヤーの選定・契約交渉は、投入資源を「購入する仕組み」を担う調達活動(支援活動)に分類されます。ここで間違えやすいのがBの購買物流で、こちらは受け入れた物の保管・在庫管理という物理的な扱いを指すため、買うことを決める調達活動とは区別されます。Aの製造は変換工程、Cのサービスは販売後活動であり、どちらもサプライヤーの選定・契約には該当しません。「決めるのが調達、扱うのが購買物流」という切り分けが要点です。