Q.
法人の税の申告に関する説明として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はAです。法人は、事業年度という区切りごとに自社の所得と法人税額を計算し、税務署に申告します。個人が暦年で所得税を申告するのと同様に、法人も自ら計算して申告する申告納税方式が基本です。国が一方的に決めるのでも、申告不要なのでもありません。
ポイント
この問題の核心は、法人も個人と同じく「自分で計算して申告する」立場である点と、その区切りが「事業年度」である点です。個人の所得税は暦年(1月~12月)が基準ですが、法人は会社ごとに定めた事業年度を基準にします。主体と期間の違いを押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
会社の決算と聞いたら、その背後で法人税の申告が行われていると結びつけてみましょう。事業年度ごとに利益を計算し、それに応じた法人税を自ら申告します。個人の確定申告とは申告書も期間も異なる、という点を意識すると法人税の理解が深まります。
解説詳細
法人の申告
法人は、自社が定めた事業年度ごとに所得(利益)と法人税額を計算し、税務署に申告します。これは納税者自身が税額を計算して申告する申告納税方式に基づくもので、個人の所得税申告と同じ枠組みです。期間の基準が暦年ではなく事業年度である点が、法人ならではの特徴です。
他の選択肢が誤りである理由
Bの「国が一方的に税額を決めて課す」は賦課課税方式に近い説明で、法人税は申告納税方式のため誤りです。Cの「消費のたびに自動計算され申告不要」は消費税の納付場面と混同したもので、法人税は申告が必要です。Dの「個人と同じ確定申告書で申告する」も誤りで、法人は法人用の申告書を用い、個人の確定申告とは様式も対象も異なります。