Q.
SWOT分析を実務で使うときの留意点として最も適切なものはどれか。
ポイント
事実で書く、外部も見る、施策(クロスSWOT)まで落とす——この3点が、SWOTを「使える」分析にする条件です。枠を埋めて終わりにせず、事実に基づいて、内外の両面から、打ち手まで導きましょう。
ワンポイントアドバイス
各要素の横に、その根拠となる出典(数値・顧客の声・競合情報など)を1つ添えてみましょう。出典を書けない項目は、本当に事実なのかを再確認するサインです。根拠を添える習慣をつけると、主観や願望が紛れ込むのを防げます。
解説詳細
正解はBです。SWOTは、主観や願望ではなく観察できる事実に基づいて各要素を書くことが、分析の精度を保つ前提になります。Aの「枠を埋めた時点で完了」は、クロスSWOTによる施策化を欠いており、分析を打ち手まで落とせていないため不十分です。Cの「内部要因だけを分析すれば十分」は、機会・脅威という外部環境を無視しており、4象限のうち半分しか見ていない片肺の状態です。Dの「強みは多いほどよい」も、競合比のない自称の強みを増やすだけで、強みは相対評価で絞り込むべきものなので適切ではありません。事実で書くこと、外部も見ること、施策まで落とすことが、使えるSWOTの条件です。