Q.
「満足度」と「年代」を掛け合わせて、年代ごとに満足度の傾向が違うかを見たい。適した集計方法はどれか。
解説まとめ
正解はBです。クロス集計とは、2つ以上の項目を掛け合わせ、組み合わせごとの件数や割合を表にして比べる集計方法です。「年代×満足度」のように掛け合わせると、若年層と高年層で満足度がどう違うかといった、属性による傾向の差を読み取れます。全体だけを見る単純集計では見えない違いを浮かび上がらせます。改善の優先順位づけに役立ちます。
ポイント
この設問の核心は「属性で分けて差を見るならクロス集計」という対応です。全体の割合(単純集計)は概観に向きますが、誰の満足度が低いかは見えません。比較軸を一つ加えるだけで、打ち手の解像度が上がります。
ワンポイントアドバイス
満足度の結果を見るときは、まず全体の割合を確認し、次に「年代別」「利用歴別」などでクロス集計してみましょう。差が大きい層が見つかれば、そこが改善の的になります。比較軸を1〜2本持っておくと、報告に深みが出ます。
解説詳細
クロス集計でわかること
クロス集計は、行と列に別々の項目を置いた表を作り、その交点ごとの件数や割合を見る方法です。たとえば行に年代、列に満足度を置けば、各年代の中で満足・不満がどう分布しているかが一目で分かります。全体では満足度が高く見えても、特定の年代だけ低い、といった隠れた差を見つけられます。改善の対象を絞り込むうえで有効です。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの単純集計は1つの設問について全体の割合を見るだけで、属性による差は分かりません。Cの自由記述のコーディングは文章を分類・数値化する作業で、属性別の傾向を比べる手法ではありません。Dの回収率の計算は配布数に対する回答数の割合を求めるもので、満足度の傾向比較とは別の指標です。属性を掛け合わせて差を見るのはBのクロス集計です。