問題 1 / 20
→
Q.
アンケートを設計するとき、最初に決めておくべきこととして最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はAです。アンケートづくりの出発点は「何を知りたいのか」という調査の目的を明確にすることです。目的が定まって初めて、必要な設問・尺度・集計方法を逆算して決められます。目的が曖昧なまま質問を増やしても、後で何を読み取ればよいか分からなくなります。設計の最初の一手は、目的の言語化です。
ポイント
この設問の核心は「目的が設計の起点になる」という順序です。質問数や見た目、回収人数はいずれも目的が決まった後に検討する要素であり、最初に決めるものではありません。ここを取り違えると、集めても使えないデータになります。
ワンポイントアドバイス
アンケートを作り始める前に、「この結果で何を判断したいのか」を一文で書き出してみましょう。判断につながらない質問は思い切って削れます。目的を一文に絞れると、設問の取捨選択が一気に楽になります。
解説詳細
目的が設問・尺度・集計を決める
アンケート設計は、目的から逆算して組み立てます。たとえば「サービスの満足度を把握して改善点を見つけたい」という目的があれば、満足度を測る尺度を選び、改善点を尋ねる自由記述を添え、集計では満足度の平均や分布を見る、という具合に必要な要素が連なって決まります。目的が先に固まっているほど、後工程の判断が速く正確になります。
他の選択肢がなぜ誤りか
Bの「質問を多く盛り込む」は、目的が定まる前に量を追う発想で、回答者の負担を増やし回収率を下げます。Cの「色やデザイン」は見やすさの工夫として大切ですが、何を測るかが決まっていなければ意味を持ちません。Dの「人数の確保」は集計の精度に関わる要素ですが、目的が決まって対象を定義した後の話です。いずれも目的設定より前に置くべきものではありません。