Q.
「在庫を切らした。そのため、納品が遅れた。」が示す論理関係はどれか。
解説まとめ
正解はAです。「そのため」は、前の事柄を原因、後の事柄を結果として結ぶ因果関係の目印です。「在庫切れ」が原因、「納品遅れ」が結果になっています。並列や対比ではありません。
ポイント
因果は「原因→結果」の流れで、「だから・そのため・その結果」が手掛かりです。前後を入れ替えると意味が崩れる、という点が核心です。並列のように順番を自由に入れ替えられない、というのがつまずきどころへの見分け方になります。
ワンポイントアドバイス
「そのため」「だから」を見つけたら、矢印で「原因→結果」と図にしてみましょう。要約では因果は「Xのため、Yになった」と1文に圧縮できます。原因と結果を逆に書くと意味が変わってしまうので、向きを確認するのが効果的です。
解説詳細
因果を示す手掛かり
「そのため」「だから」「その結果」は、前を原因、後を結果として結ぶ因果の目印です。例文では「在庫を切らした」ことが原因で、「納品が遅れた」という結果につながっています。原因と結果には向きがあり、入れ替えると成り立ちません。
なぜ他の選択肢が誤りなのか
Bの対比は二つを対置する関係ですが、例文の二つは対立しておらず、片方がもう片方を引き起こしています。Cの並列は対等に並べる関係で、順番を入れ替えても成り立つはずですが、例文は入れ替えると意味が崩れます。Dの言い換えは同じ内容を別の言葉で表すことですが、在庫切れと納品遅れは別の事柄です。因果のAが正解です。