Q.
自分の力ではすぐに変えられない状況に直面したとき、コーピングの選び方として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。すぐに変えられない状況では、まず情動焦点型で気持ちを整え、そのうえでできる範囲を見極めるのが現実的だからです。変えられない原因に問題焦点型で挑み続けても消耗しやすくなります。状況に応じた選び分けが鍵です。
ポイント
この問題の核心は、「原因が変えられるかどうか」で対処の型を選ぶという原則です。変えられない状況にまで問題焦点型で固執すると疲弊します。感情を整えてから、できることに絞る、という順番がつまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
変えにくい状況に直面したら、「変えられること」と「変えられないこと」を紙に分けて書いてみましょう。変えられない側は気持ちを整える対処に回し、変えられる側に問題焦点型を集中させるのが効果的です。力の配分を意識すると消耗を防げます。
解説詳細
状況に応じた選び分け
コーピングは、問題焦点型と情動焦点型のどちらが優れているかではなく、状況に応じて使い分けることが大切です。原因を自分の力で変えられる場面では問題焦点型が有効ですが、すぐに変えられない場面では、まず情動焦点型で気持ちを整え、そのうえでできる範囲の行動を見極めるのが現実的です。
なぜ他の選択肢が誤りなのか
Aは変えられない原因に問題焦点型で挑み続けるもので、消耗を招きやすく適切ではありません。Bはすべてを他人のせいにして関わらない態度で、責任転嫁であり対処になっていません。Cは「何もせず我慢して待つ」だけで、対処を放棄しており、ストレス反応を悪化させやすいため誤りです。状況に応じて整えてから動くDが適切です。