Q.
「自社は地方在住の40代で、時短よりも手作り品質を重視する層に向けて、競合の大量生産品とは違う『丁寧さ』で頭の中の一位を取りに行く」。この文のうち、ポジショニング(位置づけ)の論点に当たる部分はどれか。
ポイント
同じ事例でも、分ける=S/選ぶ=T/立ち位置=P と段が分かれます。見分け方の核心は、「競合とどう違って見られるか」を語っている部分かどうかです。そこを語っていれば、それがポジショニングの論点になります。
ワンポイントアドバイス
企画文を読むときは、各文に「これはS・T・Pのどれか」とタグを付けてみましょう。一文ずつ仕分けてみて、Pのタグが付く文がどこにも見当たらなければ、その企画は立ち位置の設計が抜けている、と気づくことができます。
解説詳細
正解はDです。ポジショニングとは、顧客の知覚において競合と区別された立ち位置を占めることであり、文中の「競合の大量生産品とは違う『丁寧さ』で頭の中の一位を取る」がそれに当たります。Aの「地方在住の40代という分け方」は市場を分ける細分化(Segmentation)、Bの「重視する層を選ぶ」は狙う相手の選定(Targeting)、Cの「別々の施策を作り分けるかどうかの方式選択」はターゲティングの類型選択であり、いずれも位置づけそのものではありません。同じ文の中でも、どの段(S・T・P)の話かを切り分けることが大切です。