Q.
「中央値(メディアン)」を最も正しく説明したものはどれか。
解説まとめ
正解はCです。中央値は、データを小さい順(または大きい順)に並べ替えたとき、ちょうど真ん中の順位にくる値を指します。順位だけを見て決めるため、極端な値があっても影響を受けにくいのが特徴です。平均値とは別の代表値である点を押さえましょう。
ポイント
中央値の本質は「値の大きさ」ではなく「順位の真ん中」を見ることです。並べ替えてからでないと求められない、という手順が平均値との大きな違いです。年収や住宅価格のように一部の大きな値が混じるデータでよく使われます。
ワンポイントアドバイス
データを見たら、まず大きさ順に並べ替える習慣をつけてみましょう。並べ替えるだけで中央値が見え、ついでに最小・最大やばらつきの感覚もつかめます。平均と中央値が大きくずれているときは、外れ値や偏りを疑うサインとして活用してください。
解説詳細
中央値の定義
中央値は、データを大きさ順に並べたときに中央に位置する値です。データが奇数個なら真ん中の1つ、偶数個なら中央の2つの平均をとります。順位に基づくため、ごく一部の極端な値があっても引っ張られにくい、頑健な代表値です。
他の選択肢がなぜ誤りか
Aの「合計を個数で割る」は平均値の定義です。Bの「最も多く現れる値」は最頻値の定義であり、中央値とは異なります。Dの「最大値から最小値を引いた値」は範囲(ばらつきの指標)であって代表値ではありません。中央値はあくまで「並べたときの真ん中」という順位の概念だと区別してください。