営業
ヒアリング・質問力問題集
Q.
相手が「最近、業務効率がよくない」と抽象的に話した。これを観察可能な事実へ落とす問いとして最も適切なものはどれか。
ポイント
「具体的には?」という問いは、「効率が悪い」のような抽象語を、いつ・どこで・どれくらい、という事実に変えるための鍵になります。抽象的な言葉を抽象のまま受け取らない、という姿勢が課題把握の精度を左右します。
ワンポイントアドバイス
相手が抽象的な言葉を使ったら、必ず一度は「具体的には?」と問いかけてみましょう。固有名詞・数量・頻度のいずれかが出てくるまで掘っていくと、ぼんやりした訴えが、対処できる具体的な事実へと変わっていきます。
解説詳細
正解はCです。「具体的には、どの作業に、どれくらい時間がかかっていますか」と尋ねることで、抽象的な訴えを作業名や所要時間といった観察可能な事実へ落とせます。これが深掘りの定石です。Aの「わかります」という同意だけでは、抽象的なまま会話が進みます。Bの「効率化ツールに興味はありますか」は事実を確かめる前に手段を打診してしまっています。Dの「提案を持ってきます」も、事実を確かめないまま引き取っており、いずれも「効率が悪い」という抽象語を抽象のまま放置している点が問題です。