Q.
リスクXは発生確率5・影響度2、リスクYは発生確率3・影響度4と評価された。スコアで優先すべきリスクと、その判断として正しいものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。リスクスコアは発生確率×影響度なので、X=5×2=10、Y=3×4=12 となります。スコアの高いYの方が優先度は上です。確率だけ、影響度だけを見るのではなく、両者を掛け合わせた総合の大きさで比べるのがスコアによる優先順位付けの考え方です。
ポイント
この問題の核心は「確率が高い=優先、ではない」という点です。Xは確率が高いものの影響度が小さく、総合スコアではYに負けます。片方の軸だけで判断せず、必ず積で比較する。確率と影響度のバランスを見抜けるかが問われています。
ワンポイントアドバイス
「確率が高いから怖い」と感じても、影響度をかけ合わせるまで結論を出さないようにしましょう。確率は低くても影響が甚大なリスクが優先になることはよくあります。2つのリスクで迷ったら、必ずスコアを計算して数字で比べる、という手順を徹底してください。
解説詳細
スコアを計算して比較する
リスクスコアは発生確率と影響度の積で求めます。リスクXは発生確率5・影響度2なので 5×2=10、リスクYは発生確率3・影響度4なので 3×4=12 です。スコアを比べるとYの方が大きいため、優先して対応すべきはYになります。確率が高いだけのリスクと、影響度が高いだけのリスクを、同じ物差し(積)で公平に比べられるのがスコアの利点です。
ほかの選択肢が誤りである理由
Bは計算(X=10、Y=12)は正しいものの、「確率が高いXを必ず優先する」という結論が誤りです。優先基準はスコアであって確率単体ではありません。Cはスコアをそれぞれ7(5+2、3+4)としていますが、これは足し算であり、積で計算する定義に反します。正しくは10と12です。Dは「掛け算できない」としていますが、確率と影響度の数値は掛け算でスコア化するのが標準で、計算自体は可能です。正しい計算と結論を示したAが正解です。