Q.
次の段落の趣旨として最も適切なものはどれか。「在宅勤務は通勤の負担を減らす一方で、同僚と気軽に相談しにくくなるという課題もある。そのため、出社と在宅を組み合わせる働き方が広がっている。」
解説まとめ
正解は B です。この段落は、在宅勤務の利点(通勤の負担減)と課題(相談しにくさ)を「一方で」で対比し、「そのため」で組み合わせる働き方が広がっている、と結論づけています。利点と課題の両面を踏まえた結論が趣旨です。対比から帰結への流れを押さえましょう。
ポイント
核心は「一方で(対比)→そのため(帰結)」という構造を読み取る点です。一面だけを取り出した断定(A・C)や、原文と逆の理由づけ(D)は趣旨からずれます。段落全体の流れに沿った選択肢を選ぶことが大切です。
ワンポイントアドバイス
段落の趣旨を取るときは、接続語の「一方で」「そのため」を手がかりに、対比と結論を線で結んでみましょう。一部の文だけを抜き出すと極端な解釈になりがちです。最後の結論文に重心を置いて読むと、趣旨を外しにくくなります。
解説詳細
対比から結論へ進む構造
この段落は、まず在宅勤務の利点(通勤の負担減)を述べ、「一方で」で課題(相談しにくさ)を対比的に示し、「そのため」で「出社と在宅を組み合わせる働き方が広がっている」という結論へ進んでいます。利点と課題の両面を踏まえて組み合わせの働き方に至る、というこの流れ全体をまとめたBが趣旨です。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの「すべての面で出社より優れている」は、課題があると述べた原文と矛盾する言いすぎです。Cの「すべて出社に戻すべきだ」は、組み合わせる働き方が広がっているという結論と正反対です。Dの「広がった理由は相談のしやすさ」は、原文では相談しにくさが課題として挙げられており、理由づけが逆になっています。よって正解はBです。