Q.
「私たちは、目先の便利さだけでなく、将来の負担までを考えて選ぶ必要がある。」という一文の趣旨として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。この一文は「目先の便利さだけでなく、将来の負担までを考えて」と述べており、両方を踏まえて選ぶべきだという主張です。「だけでなく〜も」という形は、片方に偏らず両方を含めることを示します。便利さと負担の両立を求めている、と読み取れます。
ポイント
核心は「だけでなく〜も」という表現が「両方」を表す点です。便利さを否定(C)も負担を無視(D)もしておらず、「必ず大きくなる」という因果(B)も書かれていません。書かれた言葉の範囲を超えて読み足さないことが大切です。
ワンポイントアドバイス
一文の趣旨を取るときは、「だけでなく」「ただし」などの限定・追加の言葉に注目しましょう。これらは主張の範囲を決めるサインです。書いてある条件をそのまま受け取り、自分の予想で意味を盛らないようにすると、読み違いが減ります。
解説詳細
「だけでなく〜も」は両方を含む
この一文の骨格は「Aだけでなく、Bまでを考えて選ぶ必要がある」という形です。これは、便利さ(A)と将来の負担(B)のどちらか一方ではなく、両方を判断材料に入れるべきだという主張を表しています。したがって、両方を考えて選ぶべきだとするAが趣旨に合致します。
ほかの選択肢が誤りである理由
Bの「便利なものほど負担が必ず大きくなる」は、便利さと負担の因果関係を断定していますが、原文はそこまで述べていません。Cの「便利さを最優先」は「だけでなく」という表現と矛盾します。Dの「負担は無視してよい」は、原文が負担まで考えるよう求めているのと正反対です。よって正解はAです。