Q.
相手が「お客様にもっと寄り添うべきだと思う」と一般論を述べた。実例を引き出す深掘りの問いとして最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は D です。「寄り添うべきだ」は一般論で、具体的な経験が見えません。「たとえば、最近のどんな場面で」と問うと、相手は実際の出来事を例として語り始めます。一般論を実例に降ろすのは、深掘りの代表的な技です。
ポイント
ここで問うのは「たとえば?」による実例の引き出しです。質問しない(A)・反対意見をぶつける(B)・賛同して共有を促す(C)は、いずれも実例を引き出していません。抽象的な主張の裏には必ず具体的な経験がある、という前提で問います。
ワンポイントアドバイス
相手が「〜すべきだ」と一般論を語ったら、「たとえば、最近どんな場面でそう感じましたか」と実例を尋ねてみましょう。具体的な出来事が出てくると、議論が地に足のついたものになります。一般論を実例に着地させる問いを一つ持っておくと便利です。
解説詳細
「たとえば?」で一般論を実例へ
一般論や理想論は、そのままでは何を指しているかが曖昧です。「たとえば、どんな場面で」と実例を求めると、相手は実際の経験を語り、主張の背景にある事実が見えてきます。これにより、抽象的な意見が具体的な課題へとつながります。Dがこの問いにあたります。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの「質問する必要はない」は、深掘りを放棄しています。Bの「反対する人もいるが」は、論点をすり替えて相手と対立させる問いで、実例を引き出しません。Cの「正しいので共有して」は賛同と指示であり、具体例を尋ねていません。いずれも実例へ降ろしていないため、適切なのはDです。