ある工程で材料を毎日500個投入している。改善により歩留まりが90%から95%へ上がった場合、1日あたりの良品数はどれだけ増えるか。
解説まとめ
正解は B です。歩留まり90%のとき良品は 500 × 0.90 = 450個、95%のとき 500 × 0.95 = 475個です。差は 475 − 450 = 25個なので、1日あたり25個増えます。歩留まりが5ポイント上がると、投入500個に対しては 500 × 0.05 = 25個の良品増になる、と計算できます。
ポイント
この問題の核心は「歩留まりの差(%ポイント)×投入数=良品の増分」という関係です。5%ポイントの差をそのまま5個と読み違えたり、改善後の良品数475そのものを増分と取り違えたりしやすい点に注意します。増分は『改善後の良品−改善前の良品』で求めます。
ワンポイントアドバイス
歩留まり改善の効果を見積もるときは、「ポイント差 × 投入数」で増える良品数を概算してみましょう。わずか数ポイントの改善でも、投入数が多ければまとまった良品増・コスト削減になります。改善前後の良品数を実際に並べて引き算すると、効果が数字で伝わり効果的です。
解説詳細
良品数の増分を計算する
歩留まりは「良品数 ÷ 投入数」なので、良品数は「投入数 × 歩留まり」で求まります。投入500個で歩留まり90%なら良品は 500 × 0.90 = 450個、95%なら 500 × 0.95 = 475個です。改善による増分はこの差で、475 − 450 = 25個となります。これは投入数500に歩留まりの差5%(0.05)を掛けた 500 × 0.05 = 25個とも一致し、検算できます。
他の選択肢が誤りである理由
A の5個は、歩留まりの差「5%ポイント」をそのまま個数と読み違えた値で、投入数を掛けていません。C の50個は、500 × 0.10 のように差を10%と取り違えるなど、ポイント差の計算を誤った値です。D の475個は、改善後の良品数そのものであって、増分(差)ではありません。改善前後の差として求まる25個が正解です。