マーケティング
値決め/価格設定問題集
問題 1 / 20
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Q.
「コストプラス法(コストベースの価格決定)」の説明として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はAです。コストプラス法とは、製品1単位あたりの原価に一定の利益(マークアップ)を上乗せして価格を決める、もっとも基本的な値付けの方法です。出発点が「原価」である点が特徴です。価値を起点にするのが価値基準、競合価格を参照するのが競合基準であり、これらとは出発点が異なります。
ポイント
3つの価格基準は「何を出発点にするか」で区別します。コスト基準は原価、価値基準は顧客の知覚価値、競合基準は他社価格が出発点です。Aを選べるかどうかは、まず「コスト=原価が起点」という対応を押さえているかにかかっています。
ワンポイントアドバイス
自社の主力商品が、いま何を起点に値付けされているかを言葉にしてみましょう。「原価にいくら乗せたか」しか言えないなら、それはコスト基準です。3基準のどれを使っているかを意識するだけで、値付けの議論の解像度が上がります。
解説詳細
なぜAが正解か
コストプラス法は、仕入原価や製造原価といった「1単位あたりのコスト」に、狙う利益(マークアップ)を足し込んで売価を導く方法です。計算が単純で、原価割れを避けやすいため、見積りや小売の値付けで広く使われます。Aはこの「原価に利益を上乗せ」という核心を正しく表しています。
なぜ他の選択肢が誤りか
Bは顧客が感じる価値を起点にする価値基準(バリュープライシング)の説明で、コスト基準とは出発点が逆です。Cは競合他社の価格を参照点にする競合基準の説明で、これも原価起点ではありません。Dは需要に応じて価格を動かすダイナミックプライシングの説明であり、コストプラス法の定義そのものではありません。いずれも「原価に利益を上乗せ」という核心を欠いています。