Q.
PREP法で「理由(Reason)」を抜かして「結論→具体例→結論」だけで話すと、起こりやすい問題はどれか。
解説まとめ
正解はBです。理由(Reason)は「なぜその結論なのか」を示す部分なので、これを抜くと、結論と具体例はあっても根拠が欠けます。すると聞き手は「その例は分かったが、なぜそう言えるのか」が腑に落ちず、説得力が弱くなります。理由は結論を論理で支える要なのです。
ポイント
この設問の核心は、各要素の役割を理解したうえで、欠けたときの影響を推論できるかどうかです。理由は「結論と具体例をつなぐ論理」の役割を担います。具体例だけでは「たまたまでは?」と思われやすく、理由があってはじめて一般化された主張になる、という点を押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
具体例を挙げて満足してしまいがちなときこそ、「なぜなら」で根拠を一言添えてみましょう。理由があると、その具体例が「結論を支える証拠」として効いてきます。説得力が弱いと感じたら、まず理由が抜けていないかを確認するのが効果的です。
解説詳細
なぜBが正解か
PREPでReasonが担うのは、結論を支える根拠の提示です。これを抜くと「結論→具体例→結論」になり、事例はあっても「なぜその結論なのか」という論理の橋が架かりません。聞き手は具体例を聞いても根拠を欠いたまま結論を受け取ることになり、説得力が弱くなります。したがってBが正解です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「結論が複数に分かれる」は、理由を抜いたことの直接の結果ではありません。理由がなくても結論は一つのままです。Cの「二度出てきてしつこい」は、最初と最後で結論を繰り返すPREP本来の構造の話で、理由の欠落が原因ではありません。Dの「情報がまったく伝わらない」は言い過ぎで、結論と具体例は伝わります。欠けるのは説得力という、Bが最も的確です。