Q.
次の話し方のうち、「結論先出しになっていない(背景から始まっている)」ものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。Dは「市場の動きや競合の状況をふまえて……」と背景の説明から始まり、結論(A案がよい)が最後にようやく出てきます。これは結論先出しの逆向きです。A・B・Cはいずれも結論(A案)を文頭に置いてから理由や具体例を続けており、結論先出しになっています。
ポイント
この設問の核心は、「結論が先頭にあるか、背景が先頭にあるか」を見分けられるかどうかです。背景・前置きから入って結論が末尾に来る形は、よくある分かりにくい話し方です。一文目が結論か前置きかをチェックすると、結論先出しかどうかを判定できます。
ワンポイントアドバイス
自分の話し出しが「〜をふまえて」「〜という状況で」など前置きで始まっていたら要注意です。前置きは結論のあとに回し、まず答えを言い切ってみましょう。一文目に結論があるかを毎回確認すると、背景から始める癖を直しやすくなります。
解説詳細
なぜDが正解か
設問は「結論先出しになっていないもの」を選ばせています。Dは冒頭で「市場の動きや競合の状況をふまえて」と長い背景説明を置き、結論である「A案がよい」が文末にずれ込んでいます。聞き手は最後まで聞かないと要点が分からず、これは結論先出しの反対です。したがってDが正解です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aは「結論から言うと、A案で進めるべきです」と結論を先頭に置いているため、結論先出しです。Bも「提案はA案です」と結論から始まり、続けて理由を述べています。Cも「おすすめはA案です」と結論を先に出し、具体例を添えています。A・B・Cはどれも一文目が結論なので、「背景から始まっている」設問の答えにはなりません。