数字
損益計算書(PL)問題集
Q.
売上高として計上できるものの考え方として最も適切なものはどれか。
ポイント
売上高は、「受注額」でも「入金額」でもなく、価値の提供が実現した分です。契約しただけ、提案しただけ、入金されただけ、といった段階とは切り離して、実際に引き渡し・提供が済んだかどうかで考えます。
ワンポイントアドバイス
「受注した=売上が立った」ではない、という感覚を持っておきましょう。納品や検収など、自社ではいつの時点で売上として計上できるのかという社内ルールを一度確認しておくと、数字を扱うときに計上時期を取り違えずにすみます。
解説詳細
正解はCです。売上高は、商品の引き渡しやサービスの提供が実現した分を、その期の売上高として計上します(実現主義の考え方)。価値の提供が実際に済んだことが計上の条件です。Aの受注残は、契約はしたものの引き渡しがまだの未実現分であり、当期の売上高には含められません。Dの提案中の金額も、成約すらしていない未実現の見込みなので計上できません。Bの「入金された現金の額」は資金繰りの話であって、売上の計上タイミングは入金のタイミングと必ずしも一致しません。