Q.
「PEST で4因子の事象を箇条書きにしたら分析は完了だ」という考えへの指摘として最も適切なものはどれか。
ポイント
PEST のゴールは「列挙」ではなく、「機会・脅威への変換」です。事象を並べるだけで満足せず、それぞれが自社にどう影響するのかという評価まで行って、初めて使える分析になります。
ワンポイントアドバイス
PEST 表の各行に、「機会か脅威か」「影響度(大・中・小)」の2つの列を足してみましょう。各事象を評価したうえで、影響度の高い変化から優先して打ち手を検討すると、限られた時間を本当に効く変化への対応に振り向けられます。
解説詳細
正解はBです。PEST は、事象を箇条書きで列挙しただけでは分析が完了したとは言えません。各事象が自社にとって機会か脅威か、そして影響の方向と大きさはどうか、というところまで評価して初めて、戦略を考えるための入力として使えます。Aの「各1つずつ書けば十分」は評価の工程が抜けています。Cの「勘で判断すればよい」は、そもそも分析を放棄してしまっています。Dの「無関係でも多く書くべき」も、数を増やすことが目的化しており、いずれも分析の本来の目的を外しています。