Q.
「景気の後退による家計所得の減少」を捉えたとき、PEST 分析として最も適切な扱いはどれか。
ポイント
景気・所得は経済因子です。列挙で終わらせず、「需要にどう効くのか(機会なのか脅威なのか)」というところまで結びつけましょう。経済の数字は、自社の売れ行きへの影響に翻訳して初めて意味を持ちます。
ワンポイントアドバイス
景気減速の兆候が見えてきたら、低価格帯の品ぞろえを増やす、与信の条件を見直すなど、需要が減ることを前提にした打ち手を一つでも準備しておきましょう。あらかじめ備えを考えておくと、実際に所得が落ち込んだときにも慌てずに対応できます。
解説詳細
正解はDです。景気動向と所得水準は、いずれも経済指標であり経済因子にあたります。家計所得の減少は購買力の低下、つまり需要の減少につながるため、経済欄に置いたうえで「需要減という脅威」として影響を評価します。Aの政治、Bの社会、Cの技術に分類するのは、いずれも誤りです。経済の事象は、列挙して終わりにせず、自社の需要にどう効くのかまで踏み込んで捉えることが大切です。