OODAループの「OODA」が表す4つの局面の組み合わせとして最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はAです。OODAループは Observe(観察)、Orient(情勢判断)、Decide(意思決定)、Act(行動)の頭文字をとった枠組みです。状況を見て、意味づけし、決め、動くという一連の流れを素早く繰り返すことで、変化する環境に適応する考え方です。他の選択肢は語呂は似ていても、OODAの正式な構成要素ではありません。
ポイント
この問題が問う核心は、4局面の英語原語と日本語訳を正確に対応づけられるかという一点です。とくに2番目の Orient を「情勢判断」と訳す点は、後続の設問でも繰り返し問われる土台になります。Decide を「決定」、Act を「行動」と混同しやすいので、4つをセットで覚えることがつまずきの回避につながります。
ワンポイントアドバイス
4局面は順番もあわせて声に出して覚えてみましょう。「見る・意味づける・決める・動く」と日本語の動詞で唱えると、英語原語が抜けても流れを再現できます。手帳やデスクの見える場所に4語を貼っておくと、実務で局面を意識する習慣がつきやすくなります。
解説詳細
正解Aが妥当な理由
OODAループは、軍事戦略家ジョン・ボイドが提唱した意思決定の枠組みで、Observe・Orient・Decide・Act の4局面で構成されます。日本語ではそれぞれ観察・情勢判断・意思決定・行動と訳されます。状況を観察し、その意味を判断し、何をするか決め、実際に動く、という流れを高速で回すことが核心です。
他の選択肢が誤りである理由
Bの計画・整理・実施・評価は、PDCAを思わせる別系統の言葉の寄せ集めで、OODAの原語ではありません。Cの目的・選択肢・決定・点検は、DecideこそOODAに含まれますが他の3語が異なります。Dの開始・運用・配信・調整は運用業務を連想させる造語で、OODAとは無関係です。いずれも頭文字が似ているため混乱を誘いますが、正式な構成は観察・情勢判断・意思決定・行動の4つだけです。