Q.
OJT(On-the-Job Training)の説明として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。OJTとは、職場で実際の業務を通じて、上司や先輩が部下・後輩を計画的・意図的・継続的に指導育成する方法です。日常業務そのものを教材にする点が特徴で、その場しのぎの「見て覚えろ」とは区別されます。計画性があるかどうかが、ただの放置とOJTを分ける境目になります。
ポイント
OJTの核心は「実務を通じて」かつ「計画的に」育てる点にあります。職場を離れた座学はOff-JT(B)であり、見せるだけ・任せきりで放置するのは計画性を欠くためOJTとは呼べません。場を共有しているだけで指導していると思い込むのがつまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
後輩に仕事を任せる前に、「今日のこの業務で何を身につけてほしいか」を一言メモしてみましょう。育成のねらいを言葉にしてから業務を渡すだけで、同じ作業が「ただの作業」から「計画的なOJT」に変わります。ねらいを先に決める習慣が、指導の質を底上げします。
解説詳細
OJTは「実務」を「計画的に」使う指導
OJTは、職場の日常業務を教材として、上司や先輩が部下を計画的・継続的に育てる方法です。何を・いつまでに・どの順で身につけてもらうかというねらいを持って業務を割り当てる点が、ただ仕事をさせることとの違いです。だからこそ、計画性と意図があるかどうかがOJTの判定基準になります。
ほかの選択肢が誤りである理由
Bは職場を離れた集合研修・座学の説明で、これはOff-JT(Off-the-Job Training)にあたります。Cの「黙って見せて質問されたら答える」やDの「最初からひとりで任せて結果だけ評価」は、計画的・継続的な指導という要素を欠いており、放置や場当たりに近いものです。いずれも実務を通じた計画的育成というOJTの定義から外れるため、正解はAです。