Q.
本題の前に置く「クッション言葉」の主な役割として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はAです。クッション言葉は、本題に入る前に相手の懸念を受け止め、相手が次の話を聴きやすくする役割を持つからです。「おっしゃる通りです」「ご不安はもっともです」などが例です。Aがこの役割を正しく説明しています。
ポイント
この問題が問うのは、クッション言葉が「受け止めの合図」であって「賛成」でも「話題そらし」でもないという点です。受け止めてから本題へ橋を架けるための言葉であり、相手の主張に同意するものではありません。ここを混同しないことが肝心です。
ワンポイントアドバイス
反論への返答を、いきなり「ですが」で始めないようにしましょう。先に「そう感じられるのはもっともです」と一言置いてから本題へ進むと、相手の身構えがやわらぎます。受け止めの一言を口ぐせにするのが効果的です。
解説詳細
クッション言葉の役割
クッション言葉は、本題(とくに反論への切り返し)の前に置き、相手の懸念をまず受け止めることで、相手が次の話を防御せずに聴ける状態をつくる言葉です。Aはこの「受け止め+聴く準備」を述べており、役割の説明として適切です。
なぜ他の選択肢が誤りなのか
Bは全面的な賛成で、受け止めと同意を混同しています。クッション言葉は同意を約束するものではありません。Cは会話の引き延ばしで、本題へ橋を架ける目的に反します。Dは反論をなかったことにして話題を変えるもので、受け止めるどころか相手の懸念を無視しており、役割と正反対です。