Q.
反論処理で重視される「共感」の説明として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。共感とは、相手の感情や立場を相手の側から理解し、それを受け止めて言葉にすることだからです。外から憐れむ同情とも、要求に賛成する同意とも、その場の迎合とも異なります。Bがこの定義を正確に表しています。
ポイント
この問題の核心は、共感を「同情」「同意」「迎合」と混同しないことです。共感は相手の内側の感情を理解する関わりであり、こちらの結論や立場を変えることまでは含みません。受け止めることと賛成することは別だ、という区別がつまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
共感を示すときは「賛成します」ではなく、「そう感じられるのですね」と感情そのものを言葉にしてみましょう。これなら結論を保留したまま相手を受け止められます。受け止めと結論を切り離すと、共感したのに押し切られる事態を避けられます。
解説詳細
共感の定義と同情との違い
共感(エンパシー)は、相手の感情や立場を相手の枠組みから理解し、受け止めて言葉にすることです。同情(シンパシー)は「かわいそう」と外側から感じる態度で、相手の内側に立っているわけではありません。Bは相手の枠組みからの理解と受け止めを述べており、共感の定義に一致します。
なぜ他の選択肢が誤りなのか
Aは同情の説明であり、外からの憐れみにとどまります。Cは共感ではなく同意・約束で、感情の受け止めと主張への賛成を混同しています。共感しても結論まで譲る必要はありません。Dは調子を合わせる迎合で、相手の感情を理解する関わりとは異なり、その場しのぎになりがちです。