Q.
相手の懸念を受け止めたあと、その受け止めを打ち消してしまう失敗を避けた言い方はどれか。
解説まとめ
正解はBです。受け止めの直後を「でも/ですが/とはいえ」で続けると、受け止めが帳消しになってしまうからです。Bは「そのうえで」と順接でつなぎ、受け止めを生かしたまま提案へ進んでいます。逆接で打ち消す他の選択肢は失敗です。
ポイント
この問題の核心は、受け止めの直後の接続詞です。同じ「ご不安はもっともです」で始めても、続く言葉が逆接なら否定に、順接なら受け止めの延長になります。受け止めを台無しにしないために、接続詞を意識して選びます。
ワンポイントアドバイス
受け止めの言葉のあとに来る一語を点検しましょう。「でも」「ですが」「とはいえ」が続くなら、「そのうえで」「だからこそ」に言い換えてみてください。接続詞を変えるだけで、受け止めが相手に届くようになります。
解説詳細
受け止めを打ち消す逆接に注意
反論処理では、受け止めの直後に「でも/ですが/とはいえ」のような逆接を置くと、相手には「結局は否定された」と聞こえ、受け止めが帳消しになります。Bは「そのうえで」という順接で、受け止めを生かしたまま「一緒に考える」提案へ進んでおり、打ち消しを避けられています。
なぜ他の選択肢が誤りなのか
Aは「でも、心配しすぎ」と受け止めを逆接で否定しています。Cは「ですが、皆さんそう言う」と相手の不安を一般化して退けています。Dは「とはいえ、考えても仕方ない」と突き放しています。いずれも受け止めの直後に逆接を置き、せっかくの受け止めを打ち消しています。