Q.
全体集合を MECE に分けるときの基本原則として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。ある階層で分けるときは、1つの切り口(軸)を選んで分けるのが基本原則です。1つの軸で分ければ、各要素はちょうど1つの区分に収まり、漏れもダブりも起きにくくなります。軸を1本に絞ることが MECE の近道です。
ポイント
この問題の核心は、同じ階層では切り口を1つに統一するという点です。年齢なら年齢、地域なら地域というように、1つの軸で分け切ることで排他性と網羅性が両立しやすくなります。複数軸を混ぜないことが要点です。
ワンポイントアドバイス
区分を並べたら、「これは何という1つの基準で分けたものか」を言えるか確かめてみましょう。1語で言える軸なら整っており、言えなければ軸が混ざっているサインです。軸を名づける練習が効果的です。
解説詳細
なぜ1つの切り口で分けるのか
1つの軸で分けると、各要素はその軸の値によってどれか1つの区分に必ず割り当てられます。これにより、重複(ダブり)が起きず、全体も覆えて漏れも防げます。軸を1本に絞ることが、MECE を保つもっとも簡単な方法です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「複数の切り口を混ぜる」は、設問6で見たようにダブりを生みます。Bの「区分名が重複してよい」は、区分の境界が曖昧になり重なりの原因です。Cの「漏れさえなければダブりは気にしない」は、MECE の2条件のうち排他性を捨てており、MECE を満たしません。正しいのは、軸を1つに絞って分けるDです。