Q.
「二重計上」とは何か。最も適切な説明はどれか。
解説まとめ
正解はBです。二重計上とは、区分どうしが重なっているために、同じ要素を複数の区分で重複して数えてしまうことです。ダブりがあると、合計が実際の全体より大きくなってしまいます。これは排他性(ダブりなし)が崩れたときに起きる典型的な不具合です。
ポイント
この問題の核心は、二重計上がダブり(重複)の結果として生じるという因果関係です。漏れではなく、重なりが原因で合計が膨らむ点を押さえましょう。集計値が全体を超えていたら、ダブりを疑います。
ワンポイントアドバイス
集計した数字が全体の総数を上回っていたら、どこかで同じものを二度数えていないか確かめてみましょう。区分の重なりを探すと原因が見つかります。合計が大きすぎる違和感を見逃さないのが効果的です。
解説詳細
二重計上が起きる仕組み
区分どうしが重なっていると、両方に当てはまる要素がそれぞれの区分で1回ずつ、合わせて2回数えられます。これが二重計上です。たとえば「20代」と「学生」を同じ並びで集計すると、20代の学生が両方で数えられ、合計が水増しされます。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「どの区分にも入らず抜け落ちる」は二重計上ではなく、漏れ(網羅性の欠如)の説明です。Cの「名前を2回書く」は表記の話で集計の重複とは異なります。Dの「全体集合を2回定義し直す」は二重計上とは無関係です。二重計上は、ダブりによって同じ要素を重複して数えることだ、と理解しましょう。