Q.
分類の末尾に「その他」という区分を置くことの主なねらいとして最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はBです。「その他」を置く主なねらいは、明示した区分に入りきらない残りをまとめて受け止め、漏れをなくすことです。すべてを個別に列挙できないときでも、「その他」があれば全体を覆えます。網羅性(漏れなし)を担保するための工夫です。
ポイント
この問題の核心は、「その他」が網羅性を確保するための受け皿だという理解です。ダブりを許すためでも見栄えのためでもなく、漏れを防ぐために置く、という目的を押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
主要な区分を並べ終えたら、最後に「その他」を足して全体を覆えるか確かめてみましょう。ただし「その他」が大きくなりすぎたら、分け方を見直す合図です。受け皿を置きつつ肥大化に注意するのが効果的です。
解説詳細
「その他」が漏れを防ぐ仕組み
現実には、すべてのケースをあらかじめ個別の区分として列挙するのは難しいことがあります。そこで「その他」を末尾に置くと、列挙から外れた残りがすべてそこに入り、全体を覆えます。これにより網羅性(漏れなし)が保たれます。
なぜ他の選択肢が誤りか
Aの「見栄えよく数を増やす」は本来の目的ではなく、意味のない区分を増やすのは MECE を損ないます。Cの「ダブりを作る」は排他性に反し、MECE の趣旨と正反対です。Dの「重要な区分を目立たせる」は強調の話で、「その他」の役割ではありません。「その他」は漏れを防ぐ受け皿だ、と理解しましょう。